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”がけっぷち”のタイサンボク
- 【施工前】

- 【施工後】

工事種別 | 剪定 |
施工日 | 2020年12月 |
場所 | 横浜市中区 |
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河岸段丘のがけっぷち、それゆえの生き残れるかのがけっぷちに、決して自分の意思ではなく、生存を余儀なくされて、だからではなく、皆そうしてきたように根を張り,枝葉を延ばしデーンと生きぬいてきたタイサンボク。原産地の北米では、水を求めて排水管に忍び込んでは占領、根詰まりの常習犯だとか。3ねんまえに話があって、ぜひ剪定させてと懇願。実行させていただきました。3年後また同じ話が舞い込み、懐かしの再会。そして二回目の剪定。15の戸建て住宅の共有地。隣地の住宅と太い幹との間隔は若干3メートル。伐採すると根が枯死してがけ崩落の危険。旺盛な成長力は年一回の剪定は必至。倒木の可能性はないのか。いみじくも世話焼き担当者のつぶやき。「最初、必要のない木は切ればよいと思っていたが、今や、手のかかる子を持つ親の愛情を感じてしまう」と。翻弄され奔走もしてきた住民の方々の揺れる思いに共感しつつも、ふと思うのです。この地が住宅地に開発される以前からこのタイサンボクはあったのでは、とすれば、権利義務はタイサンボクのほうに発生し、それはすなわち自治体の領域の問題なのではないだろうか。
そうそう、わがホームページも久々の更新 まさに崖っぷちしかしⓢ。しかし、これは小さな別の話。
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